• セキュリティ
  • 2022.06.13

マンションにおけるオートロック普及率について考える

全国のマンションにおけるオートロック普及率

近年日本人の防犯意識は高まりつつあると感じます。ちょっと街に出ると、どこを見渡しても防犯カメラが確認できるほどです。一昔前までは、考えられない光景でした。

でもあくまでこれは都市部においてのことで、地方に行くとまだそこまでの環境があるとはとても言えません。

では、マンションのセキュリティについてはどうでしょう。全国のマンションにおいて、「オートロック」はどのくらい普及しているのでしょうか。少し前の統計になりますが、住宅・土地統計調査において、「非木造の共同住宅の状況」をマンションと想定し普及率を算出すると、オートロックの普及率は全国平均で40%未満との結果が出ています。

地域別、年代別でのオートロック普及率

統計を分析すると都市部地域及び、年代別では2000年以降に建てられたマンションで普及率が高くなっています。

都道府県別 オートロック普及率

■建築の時期別 オートロック普及率(全国平均・東京23区)

最近の新築マンションでは、オートロックは必須条件になりつつありますよね。防犯カメラについても、非常に多くのマンションで見受けられるようになりました。

そもそもオートロックって必要?

では、そもそもオートロックって必要なのでしょうか。以前のブログで、オートロックのメリット・デメリットについて書きました。(参照:オートロックのメリット・デメリットとは)

オートロックが付いていることで犯罪抑止力効果があり、それだけで安心感がありますよね。少なくともエントランスにオートロックが付いるだけで、知らない人がいきなり住戸の玄関前に来るリスクはかなり減ると思います。

私が学生時代に住んでいたマンションはオートロックがなく、訪問販売のセールスの方などがよく住戸前まで来ていたなと、ふと思い出しました。もちろんだからと言ってドアを開けて対応するわけではありませんが、住人にとってはそれだけでかなりのストレスになり、女性の一人住まいともなると玄関のドア1枚挟んで知らない人がいるだけで、恐怖を感じることもあるかも知れません。

オートロックがあれば、そういったストレスや恐怖心はかなり軽減されるのではないでしょうか。とくに近年では犯罪が巧妙化しており、1人1人のセキュリティに対する意識や関心が高まってきている事がオートロックの普及率向上につながるのではないでしょうか。

防犯性を高めるには

マンションの防犯性能を高めるにはやはりオートロック化・防犯カメラの設置が効果的です。

では、すでに建っているマンションに後からオートロックを付ける事が簡単に出来るのか?そんな時に、私たちの製品を思い出して頂ければ嬉しく思います。後付けに特化した製品だからこそご希望に添えると思います。どうぞお気軽にご相談ください。

 現在オートロックが付いていないマンションでは、エントランスの扉の仕様を考える必要があり、また裏口や開口部に侵入防止柵を設置するなどマンションの形状に応じてオートロック以外の工事も検討する必要があります。長年セキュリティ事業に携わってきた私たちが総合的にご提案をさせて頂きます。

未来につながる地域・社会づくりを考えてみる

未来につながるなんて言えば、たいそうに感じるかも知れません。しかし、今の子供たちが安心安全に過ごすためにはどうしたらいいか、そう考えると身近な問題として考える方も少なくないでしょう。

まずは1人1人、家族で見守ることは当然ですが、目が届かないところは地域、社会全体で見守る環境づくりをする。あくまでこれは理想かも知れません。でも個人、企業、地域、社会が今できることを考えることが、その第一歩になるのではないでしょうか。

今の子供たちが安心して過ごせる社会、またその子供たちの安全につながる未来。マンションセキュリティに携わる企業として、みんなが安心して暮らせるまちづくりに少しでも力になれたらと考えています。

最後に

当社は、オートロックはハードルが高いと諦めていたオーナー様や組合様向けに既存マンションにも後付けが可能なオートロックシステムをご提案しています。

コスト面や配線の問題、開口部の施錠などでオートロックの設置が難しいマンションでも、当社の後付けオートロックであれば設置が可能になるかも知れません。

開口部の防柵や施錠、自動扉の設置なども一緒にご提案させて頂きますので複数の業者に依頼する手間もありません。

また、防犯カメラやメールBOX、宅配BOXなども一緒にご検討頂くことで資産価値の向上につながり入居率UPも期待できます。

どうぞお気軽に一度お問い合わせください。

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